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2019/03/12
顎の骨がとけちゃう!? 骨粗しょう症を治療中の方は注意が必要です。 歯科医院でもお薬手帳を活用しましょう!
「歯医者だから…」といって、油断は禁物です!
お薬には皆さんの知らないさまざまなリスクがあります。副作用もそうですが、お薬をもらった病院以外で、別の治療をうけるときにも十分な注意が必要。特に歯科は「口の病気なので関係ない」と思われがちですが、そんなことは決してありません!
骨粗しょう症の薬で顎の骨がとける!?
歯科で特に注意が必要なケースとしてよくあげられるのは、「ビスフォスフォネート系製剤」という薬で、これは骨粗しょう症、関節リウマチ、悪性腫瘍など、多くの疾患で使われています。
そして、
この薬を使っている方が、歯科で抜歯や手術などを行うと、傷口が閉じにくくなったり、最悪の場合、歯周炎などの感染が広がって顎の骨が溶けてしまう(顎骨壊死−がっこつえし−)こともあるのです。
歯科でもお薬手帳を活用しよう!
このように、一見お口とは全く関係ないと思われる病気でも、大きなトラブルの原因になることもあります。受診の際は、現在飲んでいるお薬を正確にご報告いただく他、薬の名前などがわからない場合は、お薬手帳を提示していただけるとそうした危険を避けられます。歯科に限らず、医療機関を受診する場合は必ず携帯しましょう。
点滴についてはお薬手帳ではわからないので、定期的に点滴を受けられている場合は、忘れずにお伝えいただけますようよろしくお願いします。
もう少し詳しいブログをご希望の方は、こちらの記事も参考にして下さい。
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